Windows 7では、スタートメニューの「アクセサリ」の中にWindows PowerShellというのがあるのを知っていますか? これは次世代コマンドプロンプトのようなものです。よって、コマンドプロンプトの代わりに使えます。でも、上級者でないとコマンドプロンプトに対する有り難味は感じないかもしれません。どこが違うかというと、ザックリとした言い方をすればコマンドの数が増えたのと、コマンドどうしの連携がよくなったとか、いろいろあります。コマンド一覧はget-commandコマンドで表示できます。コマンドの詳細はget-help(単にhelpでもよい)のパラメータにコマンド名を入れて実行すれば表示されます。get-alias(単にaliasだけでもよい)コマンドを実行すると、コマンドの短縮名(別名)が表示できます。 なお、Windows VistaやXpではMicrosoftのサイトからダウンロードすれば、使用できるようになります。 PowerShellスクリプトの拡張子ですが、現在のPowerShellのバージョンが2.0にもかかわらず.ps1です。なぜか.ps2ではありません。 ところで、PowerShellスクリプトを実行しようとすると、次のようなエラーが出ます。 スクリプトの実行がシステムで無効になっているため、ファイル D:\...\sample.ps1 を読み込めません。詳細については、「get-Help about_signing」と入力してヘルプを参照してください。 これはデフォルトでps1スクリプトの実行ができないようになっているためです。PowerShellを「管理者として実行...」で起動しなおしてから、 Set-ExecutionPolicy RemoteSigned を実行するとスクリプトの実行を有効にできます。 用語 'sample.ps1' は、コマンドレット、関数、操作可能なプログラム、またはスクリプト ファイルとして認識されません。用語を確認し、再試行してください。 というエラーが出ます。これはカレントディレクトリをPowerShellが検索しないためです。これは次のようにすれば回避できます。 .\sample.ps1
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